2016年3月5-6日

 

2016年3月5-6日

Wプロジェクト

総建設総額費用 567,065.50 BAHT

This project is already completed

 Project Organization 
  • NPO JTASH C.E.O (Kenzo Mihara)

 

 Collaborator 
  • Friend Co.,Ltd. C.E.O (Keisuke Yamaguchi)
  • Griffin Marine Travel Japan Co.,Ltd (Seichi Yamaguchi)
  • Greenlife Support Co.,Ltd (Midori Ichige・ Adsawin Khieosawad)

 

 Contributor 
  • Premier Foundation (Mr. Uzi Kattan)
  • Asahi Accountant Corporation C.E.O  (Koichi Yamazaki・Dousaikai)
  • Emi Clinic C.E.O (Sai Jixyoha)

心待ちにした・・

この日のために・・・

たくさんの方々から頂いた暖かい支援が・・ やっと形になりました。

関係者の方々、支援応援をして下さいました皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

Wプロジェクトが立ち上がってから1年間理事を始めとした皆様の暖かい支援活動の

成果が実を結びます。

 

この図書館が子供たちにとり将来を考えるそして未来を養う場所になることが、

協力者全員の願いです、そしてこの保健室が子供たちの衛生問題と健康を維持する

助けになることが協力者の心からの思いです。

 

そしてこのプロジェクトのために協力してくれた村長さんを始め森林局の方々

そして村の住民の皆さんそして小学校の校長を始めとした先生方の協力なくしては

完成できませんでした、地域ぐるみの協力こそがこの完成式に至った賜物だと思います。

そして今後も地域との協力にて図書館、保健室が有意義なものとして維持していけることを

願うばかりです。

 参加者 
  • 三原 健三
  • 山口 馨右
  • 山口 精一
  • 樋口敏雄
  • 井原
  • 戸井田 恵一
  • 市毛 みどり
  • アッサウィン 8名

 

オムコイバーンクンメートゥン小学校に支援を始めて早3年、月日は支援者の

年齢も変えてしまいます・・

そのためか老体には学校までの片道250 km距離がどんどん遠くなります。

途中休憩をしても・疲れが取れないのは悲しいかな・・

年をとりました、実感してしまいます。

10時半途中オムコイで朝食件昼食まだ疲れは見えない様子でしたが・・このあとの

オムコイからバーンクンメートゥン村までの道のりで2名が車酔いでダウン・・

老体には本当に厳しい道のりになりました。

それでも子供たちに逢いたい・子供たちと祝いたいと思う気持ちだけでその

苦しさを乗り切れるのですからすごいものです。

またそういう強い気持ちで支えてきた3年間本当に皆様ご苦労様でした、

ちなみに上は75歳から下は44歳平均年齢は65歳での参加でした。

村から学校までの道のりはトラックの中でも荷台でも同じですが・・

この高年齢ではありえないほどの状態での移動です、座っているのにかなり激しい

エアロビックを1時間半休みなく体験したことになります。皆さん頑張りました。

学校で出迎えてくれた子供たち手を合わせて挨拶をする子供たちの姿は

この疲れをすべてなくしてくれる不思議な力があるんです。

そのおかげでこの往復は本当に子供たちの笑顔に助けられた活動でもあります。

今回は完成式を翌日に控え到着してすぐ職業訓練を受けた生徒たちからの暖かい

マッサージを受けることができ・皆さん幸せそうでした、ちなみに生徒たちはこれが

始めてのお客様だそうで、老体には素敵なおもてなしでしたね。

 

夕食の準備を始めるために台所で子供たちと教師たちと過ごした時間は今までで一番

有意義な時間でした。

おしゃべりしたり・・・

これはなんだ・・

このレシピは・・・

質疑応答で・・

大笑いしたり・こういう時間がなにより楽しい時間でした・・

 

今回の夕食はやはり子供たちを驚かせたい!

食べたことがないものを食べさせたい勢いで200人分をさきに冷凍させて来た

ミートソースと鶏かつです。

ミートソースは解凍して温めるだけ・・

麺を茹でたらあわせれば出来あがり・

鶏かつは・・冷凍してきたので揚げるだけ・・でしたが・・

これがなんとも3時間半もかかってしまいました・・

なかなか200人分を提供するということの大変さを毎回痛感させられます。

それでも食べたことがない食事を全部平らげてくれる子供たちに感謝です。

頑張り作ってもってきたかいがあります。

先生方は招待客用の今が旬の赤ありの卵のスープやいろいろなものを

ご馳走してくれましたが参加者の皆さんは?

ミートソースや鶏かつが美味しかった様子です。

 

さて、今回にはいくつかの試みがありました。

一つは老人ホームでボランティア活動をしている戸井田紗代子さんやお年寄りが

作成した粘土人形を子供たちにプレゼントし子供たちからお年寄りに応援感謝の

手紙を書いてプレゼントするという計画です、戸井田さんは気管支炎で退院したばかりで

参加はかないなせんでしたが、ご主人がその気持ちを汲んで代理でプレゼント!

そして子供たちからは素敵な素敵な感謝の手紙・・

きっと老人ホームのお年寄りの方々に幸せのプレゼント交換が出来たことと思います。

もうひとつは高齢にもかかわらず参加された井原さんのそろばん教室です。


これはそろばんを教えても時間的な問題があるということで楽しい算数教室になりました。

高学年の生徒が集められ、初めて見る算数の遊び・・真剣な眼差しがとても新鮮です、

これを機会に子供たちが算数を好きになってくれたら嬉しいですね。

タイでそろばんを教えて15年・・タイ語で教える姿は熟練です、子供たちの目がだんだんと

真剣になり集中していくのがわかります。

 

翌朝の先生方の会話で子供たちがすごい興味を示したので驚いたと話しているのを聞いて、

嬉しくなりました。効果ありですね。

その晩はチェンマイでは真夏に入り山でも暑いだろうと思いや・・

いえいえ・・やはり山なんですね・・日がかげると気温が下がりだし温度が下がります・・

さすがに防寒着がないと、少々つらいほどの涼しさでした。

 

6日朝いよいよ待ちにまった完成式

式典の前にみなに用意されたのはカレン族の衣装・・はにかみながらそれを

身につけ式に参加です、村の村長さんを始めPTAの代表の方々も参加、

ムコイ市教育委員長やオムコイ市役所から来た司会者のかたから図書館が

出来上がるまでとこのバーンクンメートゥン小学校の歴史などを紹介され・

教育委員長からの祝いとお礼の言葉が送られ日本からは理事の挨拶・・

そしてテープカットと進みます。

 

 

 

 

 

よくここまできたな・・と正直私は涙が出そうでした、

昨年は個人的にも抗がん剤治療にもかかわらずこのプロジェクトに参加・・

みなの応援がありここまでこれたことに本当に嬉しく思います、そして誰一人欠けることなく

最後まで支援応援してくださいました関係者の皆様本当にありがとうございました。

 

これが・この山の子供たちにとり素晴らしい憩いの場所であり、

大事な国の宝である子供たちの将来の夢への架け橋を造れたことは素晴らしいことだと

思います、そしてこんな山奥にいるために簡単な病気や怪我で命にかかわることもある・

それを回避するためにそして周辺の住民たちもが保健室があることで命が救われるのであれば・

素晴らしい支援活動の結果であると思います。

式典のあとは記念撮影・どの顔をみてもやり遂げた思いでいい顔です。

       

   2016年3月6日 

 

式典の後、図書館で打ち上げ・・式に参加した村長さんをはじめとした関係者たちの

食事も先生方が作って下さいましたが、残念なのは美味しいのですがこの先

チェンマイまでの距離を考えるとあまり食はすすまなかったです、すでに真夏の日差しが

体を刺し始めています、短い時間ではありましたが子供たちの可愛い笑顔で支えられた

今回の往復・・名残惜しい気持ちで皆と別れを惜しみます。

小学校から下の村までの地獄の移動時間・・これがここに来る最後かもしれないと・

感じた人もいたかも知れません、村で乗り換えたミニバスが最高の乗り物に感じます、

チェンマイまでの移動時間、疲れ果て椅子に崩れ落ちる参加者の姿が気の毒でした。

本当に皆様お疲れ様でした。

Wプロジェクトの完成によりプロジェクトは終了します。

引き続きバーンクンメートゥンノイ小学校への応援支援活動は続けていきたいと考えています。

まだまだ不足しているものがたくさんあります、それを少しずつそして長期にわたり・

支援することが目標です皆様の暖かいご支援を今後とも継続してお願い申し上げます。

3月6日特別緊急支援2月下旬小学校の側で3人兄弟の家が火事になりすべてを

失い意気消沈している生徒

に緊急支援として皆でお金を出し合い寄附致しました。

これで家の屋根が買えますと涙をこぼしておりました、こんな小さな支援も突然起こります

それでも助けになるのであればと参加者の暖かい心に感謝です。

報告者 Green Life Support   

   

                                 市毛 みどり

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